ココロとカンケイ - 会話上手への道

「あいさつができない」、「話題が見つからない」、「上手く伝えられない」など、会話に苦手意識を持つ人は多いですよね。でも、会話は人とのコミュニケーションに欠かせないもの。そこで、今回は会話上手になるためのポイントをご紹介します。

1. 興味を持つ姿勢を心がける

会話が続かない原因の1つに、「興味を持っていない」ということが挙げられます。相手の話を聞くときは、その話題に興味を持っているか、少なくとも相手の思いや気持ちを理解しようとする姿勢が大切です。

例えば、相手が最近旅行に行ったという話をしてきた場合、「私は旅行があまり好きじゃないから」とか、「私も最近行ったんだけど、あまり楽しめなかった」という感じで、相手の話を否定するような表現を避けることがポイントです。代わりに、「そこはどうだったんですか？」、「写真とか見せてもらえますか？」といった質問を投げかけると、相手も話しやすくなり会話が広がることがあります。

2. 身体言語に気を配る

会話において、言葉だけでなく身体言語も重要な役割を担っています。たとえば、相手に興味がある場合は、自然と相手の顔を見て微笑むようになるでしょう。逆に、興味がない場合は、目線を外したり、無表情で話を聞くことが多いです。

また、相手の話に共感する場合は、うなずいたり、手でジェスチャーをしたりすることで、無言でも相手の気持ちを表現することができます。ただし、過剰に身体言語に頼りすぎると、相手に不快感を与えることがあるので、適度に使い分けるようにしましょう。

3. 練習する

会話に苦手意識を持っている人は、実際に会話の場に出ることが怖くなることがあるかもしれません。でも、日頃から練習することで、自然な会話ができるようになります。例えば、友達や家族とのコミュニケーションを積極的にとることや、趣味の話や週末の予定を考えておくことで、会話の種を増やすことができます。

また、スピーチやディベートなど、公の場で話す機会もあるかもしれませんが、こうした場でも積極的に参加して、慣れる努力をしてみることが大切です。

おわりに

会話が得意な人も、苦手な人も、コミュニケーション能力を向上させるためには、日頃から意識して練習することが必要です。相手の話を聞く姿勢、身体言語、練習することは、「ココロとカンケイ」を深めるための重要な要素です。ぜひ活用して、会話上手な自分になってみてくださいね。