苦悩チャンネル

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うまく言えないあがり症の日々

「はい、今日は自己紹介をしてください」

そう言われても、何を言えばいいか分からなくなってしまう。私、あがり症なんです。

小学校の時は、教室で発表することでも顔が真っ赤になって、声が出なくなってしまうことも。中学校では、クラス担任が私の発表をパスしてくれるようになってしまった。高校でも同様で、密かにパスしてもらっていたこともあった。

しかし、社会人になってからは、あがり症が私を小さくしていくばかりでした。人前で話すことが増えたのに、言葉が出てこなかったり、途中で詰まってしまったり。

そんな日々に悩んでいた私が、あがり症を改善するためにやったことは以下の通りです。

1. 練習

とにかく練習しました。自宅で一人で話す練習や、友人に相手をしてもらっての練習、講座やセミナーでの発表練習など。毎日少しずつ、自分で言いたいことを言うことを練習していました。

2. 伝えたいことを整理する

あがり症の原因は、自分が伝えたいことが整理できていないこともあるので、話す前に自分が何を伝えたいか整理することが大切です。

私は、事前にどのような話をするかシナリオを考えるようにしました。また、発表前には、緊張を和らげるために軽いストレッチや深呼吸をするようにしています。

3. 悩んだり、考え込まない

素直に、何を言いたいかを口に出すことが必要です。私があがり症の時に陥りがちだったのが、考えすぎてしまうこと。自分が「こんなことを言ってもうまく伝えられない」と思った時には、素直に考えは捨てて、とにかく話すことを考えるようにしました。

4. 質問に答える

がんばって話をしているのに、相手からの質問に答えられなくなることもありました。「もう、ここで詰まってしまいそうだ」と不安になると、余計にあがってしまうものです。

そんな状況を避けるために私が意識しているのが、常に相手目線で物事を考えることです。どうすれば相手が分かりやすく、興味を持って聞けるのかを考え、それに対して答えるようにしています。

5. あがり症だということを受け入れる

「こんなことできないなんてダメな私」と思って、自分を追い詰めることは、逆効果です。あがり症という弱点を受け入れ、それでも前を向いてポジティブに活動することが重要です。

私は、あがり症を受け入れ、少しずつ克服できるようになってきました。今でも、緊張してしまうことはありますが、それでも自分が伝えたいことを話せるようになってきたので、今後も努力を続けていこうと思います。